9.4 オーケンのキネマ旬報

ポニョの感想を書いて思い出したけど
7月の頃、病院のロビーに何年か前の「キネマ旬報」があってさ
パラパラめくったら
大槻ケンジの「私は変な映画を観た!!」の連載が
チャーリーとチョコレート工場がテーマで
あれって江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」だって書いてあって
ああ、本当にその通りだ!!って思ったよ。
ちょっと変な人がものすごく個人的な妄想の理想郷を作って
見せびらかすって設定、本当にまんまパノラマ島奇談だね!
チャーリーとチョコレート工場、なぜ映画館で見なかったのかと
後悔したくらい、テレビで見た時、もろ好みだったんですが
あの怪しさ満点の世界も、ネジが何本か外れたようなキャラも
乱歩なんですね、西洋版の。

オーケンのレビューはその後、乱歩映画について熱く語ってます。
乱歩の原作は偉大なんだけど、映像化すると
なんかちゃちい・・ってのはほんとその通りでして!!!
全国5千万人の乱歩ファンの気持ちを代弁してくれているよ!
大正昭和の時代性からすると凄い摩訶不思議な一大テーマパークのはずなんだけど 実際すごいテーマパークの実在する現代の感覚で見ると・・
映像は学芸会のセットみたいな印象でw
あの乱歩の文章の重厚感や禍々しさを映像化ってほんと難しいのでしょうね。
生きたワニがいるんだぞすごいだろ!!と
バナナワニ園みたいなセットのパノラマ島ってちょっと違うんじゃ・・と見ていたら
ラストのスタッフロールで本当に協力バナナワニ園と出てたとかいう話には・・ほんと。 かゆいところに手が届くレビューだ・・
オーケンおもしろ~~。
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